病院のビルメン(設備管理)の仕事は他の現場に比べると激務とされています。
そんな病院ビルメンですが資格においてはどうなのでしょうか?
何か特別な資格は必要なのでしょうか?
この記事では病院ビルメンの資格について徹底的に解説しています。
- 病院ビルメンに興味がある
- ビルメンの仕事に最近関心がある
上記に当てはまる方は是非最後までご覧くださいね。ではさっそく見ていきましょう!
病院のビルメンはどんな資格が必要なのか?
病院ビルメンも基本的に必要とされる資格は他の現場のビルメンと変わりがありません!
ビルメン4点セットやビルメン三種の神器と呼ばれる電験、ビル管、エネ管などの資格です。
これらの資格はどの現場のビルメンでも必要な資格になります。
大型病院で必要な資格
大型の病院になると館内の空調関係で巨大なボイラーや冷凍機が設置されている場合があります。
その場合ビルメン4点セットの2級ボイラー技士や第三種冷凍機械責任者では責任者としてダメな場合があります。
伝熱面積や冷凍能力に応じて1級ボイラー技士、特級ボイラー技士、第二種冷凍機械責任者、第一種冷凍機械責任者が必要になる場合があります。
もし、これらの資格が必要な大型病院に配属された場合取得するように言われますので速やかに取得しましょう!特級ボイラーと第一種冷凍機械責任者はかなりの難易度なので大変ですが・・・
1級ボイラー技士、特級ボイラー技士は一定の面積以上のボイラーの実務経験が必要なので普通のオフィスビルではまず取れない資格です。
病院ビルメンになって大型のボイラーがある現場でしたら周りと差を付けるためにもサクッと取ることをオススメします!
電験が必要な病院は多い
大型の病院の場合は特別高圧の物件が多いです。それだけ設備が大きいですし、病室の数も何百とあるので大量の電気を必要とします。
特別高圧の病院ですと第三種電気主任技術者の資格は必要になります。選任される責任者の人が持っていればいいのですが取得するよう言われますので取れるようでしたら頑張って挑戦しましょう!
電験3種は難易度が高い資格なのでかなりの覚悟が必要なですが取得できればビルメンとしてキャリアアップが可能です!
ほとんどありませんがかなりの大型病院になると第ニ種電気主任技術者の資格が必要なケースもあります。
病院ビルメンは資格よりメンタルを強くする方が大切
病院ビルメンは他のビルメンと比べてかなり精神的にきつい部分があります。
入院患者さんがいる中でクレーム対応や点検をおこないますし、感染症のリスクなんかもあります。夜の病院は独特雰囲気で怖いものが苦手な人はきついです。
精神的にタフな人じゃないと病院ビルメンはかなりしんどいです。
正直資格よりメンタルが強い方が求められると思います!ガラスのハートでメンタル弱い方は病院のビルメンはあまりオススメできません。
病院ビルメンのきつい点は下記記事で詳しく書いていますので良かったらご覧ください↓
終わりに
この記事では病院ビルメンの資格について解説してきました。
病院のビルメンだからと言って何か特別な資格は必要ありません。他のビルメンと同じようにビルメンとして必要な資格を取得していきましょう!
大型病院ですと電験3種や1級ボイラー技士などの上位資格が必要になるケースもあります。
大型病院でこれらの上位資格を取得してさらに経験を積めばビルメンとして大きく成長できることは間違えありません!
転職やキャリアアップも容易になるでしょう!