ビルメンのトイレ点検について|トイレつまりも対応するの?

ビルメン(設備管理)の仕事は本当に多岐に渡ります。ではトイレはどうなのでしょうか?

 

これからビルメンをやる方は気になるところではないでしょうか?

この記事ではビルメントイレ事情について解説しています。

ポイント

  • トイレの点検って何をするの?
  • やっぱりつまることもあるの?
  • トイレ掃除もビルメンがするの?

上記のような疑問をお持ちの方は是非最後までご覧くださいね!

トイレ点検について

トイレも立派なビルの設備ですのでビルメンにはトイレ点検という仕事があります。

トイレは衛生設備と呼ばれしっかりと機能しないとビルを利用するお客様が困ってしまいますよね?定期的にビルメンが点検をおこなっています。

  • 便器、小便器。洗面台の流れが悪くないか?
  • 流量は多かったり少なくないか?
  • ウォシュレットはちゃんと動作するか?
  • 配管などに水漏れはないか?
  • ジェットタオルからしっかりと風はでているか?

上記のような点検項目があり定期的に点検しています。点検のペースとしては現場によって違ってきますが、多い所ですと月1回トイレ点検をおこなうイメージです。

特に不特定多数の人がトイレを利用するホテル、病院、商業施設はトイレのトラブルも多いのでトイレ点検の回数は多くなる傾向にあります。

便器のつまりはビルメンが直すの?

トイレつまりを直すのはビルメンの仕事のひとつです。やりたくないと思う方も多いと思います。しかし、大抵の場合はラバーカップを使えば簡単にトイレのつまりは解消します。

ラバーカップとはゴム製のカップがついた棒のことです。これを上記の画像のように便器に密着させて押したり引いたりすることでつまったものを吸収することができます。

ほとんどのトイレつまりはラバーカップで対応することができますのでそこまで大変ではないですがラバーカップでも直らない場合は便器を外す必要があります。

しかし、近年では便器を外すことも少なくなってきている傾向にあります。少し前まで多かったのが携帯電話(ガラケー)を落として詰まってしまうケースです。

ガラケーはちょうど流れてしまうサイズなので運が悪いとつまっていまいます。近年ではiPhoneやスマートフォンが主流になって来ていますよね?iPhoneやスマホやトイレに詰まる前に引っかかる大きさなのでつまることはありません。

便器を外すことが少なくなって来たとはいえ外すこともあります。便器の先の配管内が詰まっているケースです。

配管内が詰まっている場合は配管内にワイヤー式の配管洗浄機器を使います。(ビルメン現場ではカンツールと呼ばれることが多いです。)ワイヤーを配管内に通して行きつまりを除去していくのです。

ワイヤーの操作は慣れないと難しいですし、やっぱり臭いもきついので正直大変な作業です。

滅多にない作業ですが正直やりたくない人がほとんどです。

こんなトイレのクレームもある!?

便器のつまり以外にもトイレに関するクレーム対応はあります。

洗面台にコンタクトを流してしまったから取って欲しい

なんていう依頼が来ることもあります。

もちろんお客様の依頼なので洗面台の下にある配管のトラップ部分をばらしてコンタクトが残っていないか確認します。意外と残っていることもあるので残っている場合はお客様にしっかりとお返しします。

心の中では『そのコンタクトまた使うの?』とつぶやきながら・・・

ビルメンになると色々な依頼を受けるので中々飽きないですよ(^^

トイレ掃除はビルメンの仕事?

基本的にトイレ掃除は清掃の人がおこないますのでビルメン(設備管理)の人はトイレ掃除はおこないません。

しかし、トイレ掃除はやらなければならないことも稀にあります。

夜間に酔っ払いがトイレでリバースしている場合です。清掃の人は基本的に夜になるといません。もし、清掃の人がいない時間帯にトイレが汚れているとなるとビルメンが清掃せざるを得ないのです。

オフィスビルや商業施設ですと夜になると人はいなくなるので心配いりませんがホテルビルメンだと稀にそういったことがあります。

基本的にはトイレ掃除をするのは稀なケースなので安心してください。

終わりに

この記事ではビルメンのトイレ事情について解説してきました。

トイレは立派な衛生設備ですのでビルメンとして関わることも多いんです。

現場によってはトイレが古く不具合やつまりが多い現場もあったりします。

そういった現場は間違いなく大変です。

築年数が浅いビルですとトイレのつまりやクレームはそこまで多くありません。

トイレ一つを取ってもビルメンの仕事は現場によって全く違うんですよね。

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