ビルメンの現場にはホテル、オフィスビル、病院など色々な種類があります。
現場の種類によって楽さやきつさが変わってきます。
その他に現場の種類以外にも民間と公共施設で別けることができます。一般的に公共施設物件の方が楽と言われています。
この記事では公共施設のビルメンについて徹底解説しています。
- ビルメンの現場について色々と知りたい
- 楽な現場行きたいと考えている
- ビルメン転職でしようと思っている
上記に当てはまる方は是非最後までご覧くださいね。ではさっそく見ていきましょう!
公共施設の物件は楽な可能性が高い
公共施設は民間の現場より楽な可能性が高いです。
公共施設にも色々な種類があります。具体的には以下のような現場です。
- 市役所や区役所
- 図書館
- 地域センター
- 国立の学校(国公立大学など)
- 地域のスポーツセンター
このような公共施設の現場は楽な可能性が高いのでまったりしたい人にとってはかなりオススメです!
では具体的に公共施設が楽な理由について見ていきましょう!
最低限の管理でOKな物件が多い
公共施設は最低限の管理をしていればOKなケースが多いです。
メーターや電流値の検針だけして後はずっと待機なんて現場もあったりします。
民間の物件だとビルメンが仕事を頑張れば来期からビル管理料を値上げしてくれるなんてこともありますが公共施設の物件は税金なので基本的にビル管理料金の値上げはありません。
その為、頑張って仕事をしようという雰囲気がなく契約書通りのことを最低限やっていれば良いので公共施設は楽な傾向にあります。
民間の物件のように厳しくない
公共施設は民間の物件より遥かに緩いです。
例えば、民間のホテルは利益を高める為に24時間356日営業しています。公共施設の場合しっかりと土日祝休みですよね?これだけでも公共施設の方が楽なのは想像つきますよね。
民間の物件はとにかくお客様ファーストなのでビルメンもお客様に合わせた対応が求められ、時には夜間作業もしなければなりません。
公共施設は民間に比べると明らかに緩いので楽です(^^♪
公共施設のビルメンは楽だけど現場を失う危険がある
公共施設のビルメンは民間の物件と比べると楽ですが現場を他のビルメン会社に取られるリスクが高いです。
公共施設の管理は入札で管理会社を選定します。基本的に毎年入札があり一番管理料金が安いビルメン会社に管理を任せることになります。
今まで管理していたビルメン会社が入札で負けて来月から別のビルメン会社に代わるなんて話は珍しいことではありません。
せっかく仕事にも慣れてきて、まったりビルメンライフを満喫していたのにその現場がなくなり他の現場に異動をさせられる可能性があります。
民間の物件だとオーナーとの信頼関係によって継続して管理を任せて貰えるので現場を失いにくいです。特に系列系ビルメン会社の場合は親会社の物件をそのまま管理できるので現場を失う危険はかなり少ないです。
公共施設は楽ですがいつ現場を失うか分からないリスクと隣り合わせというデメリットがあります。
公共施設ビルメンを目指すなら独立系を狙う方が良い
楽な公共施設の現場でビルメンをしたいという方は独立系ビルメン会社を中心に転職活動するのがオススメです。
公共施設は他のビルメン会社との入札競争があるのでどうしても利益率が低い傾向にあります。場合にはよっては入札で安く取り過ぎて赤字で管理しているなんてケースもあります。
その為、従業員の給料が高い系列系ビルメン会社は公共施設の管理をしていないことが多いです。系列系ビルメン会社は利益率が低い公共施設の管理をしなくても親会社から管理物件を貰えるので割に合わない仕事はしない傾向にあります。
独立系ビルメン会社は系列系ビルメン会社のように親会社から管理物件を貰えないので自力で管理物件を取っていくしかありません。その為、公共施設の管理をしているビルメン会社は独立系の方が多いです。
公共施設の管理をしたい人は独立系ビルメン会社を狙いましょう!公共施設は楽ですが給料には期待しない方が良いです・・・
独立系と系列系のビルメン会社の違いについては下記記事で詳しく書いていますので良かったらご覧ください。
終わりに
この記事では公共施設のビルメンについて解説してきました。
公共施設は民間の物件に比べて仕事内容やお客様に気を使わなくて良いので楽です。
しかし、現場を失うリスクが高いですし、独立系ビルメン会社が主なので給料が低いというデメリットもあります。
- とにかく楽がしたい人
- 給料の高さより暇で楽な仕事が良い
という人は公共施設のビルメンはかなりオススメです!
独立系のビルメン会社は未経験でも採用して貰える可能性が高いので興味がある方は是非チャレンジして見てください!