ビルメン転職の際に避けては通れないのが面接です!どのビルメン会社でも必ず面接があります。
この記事ではビルメン転職の面接で意識すべきことについてまとめました。
また、私が実際にビルメン会社から質問された内容についても解説しています。
- これからビルメンの選考を受けようと思っている
- 資格も増えて来たし系列系ビルメン会社に転職しようと思っている
- ビルメン業界の面接ではどんなことを質問されるの?
- 上がり症なのでできるだけ面接対策しておきたい
上記に当てはまる方は是非最後までご覧ください。ではさっそく見ていきましょう!
ビルメン転職の面接で意識すべき事
ビルメンの転職では面接は必ずあるので面接対策は大切です。
いくら難関資格を持っていても面接があまりにも酷いと落ちてしまう可能性もあります。落ちたくない人は是非ご覧くださいね(^^♪
面接で意識すべきポイントは以下の5つです。
面接のポイント
- 面接の服装はスーツで決まり
- 身だしなみを整えよう
- 自己PRや志望動機はできるだけハキハキ話そう
- 質問の受け答えはできるだけ面接前に準備しておくことが大切
- 最後の逆質問でアピール
では具体的に一つ一つ見ていきましょう!
面接の服装はスーツで決まり
ビルメンの面接は必ずスーツで行きましょう!
『なんだよ!そんなの当たり前じゃん!』と思う方もいると思いますが、ビルメンを長くやっているとスーツとは無縁の生活になります。基本的にビルメンの現場には私服で通勤するので何年もスーツを着ないなんてことはよくある話なんです。
うっかり私服で面接に行かないようにスーツは前もって準備しておきましょう!
できればスーツはクリーニングに出しておこう
スーツがヨレヨレだったり、シワがあると面接官への印象が良くありません。できればクリーニングにだしてピシッとしたスーツで面接に臨みましょう!
特にビルメン歴が長くてスーツをクローゼットの奥深くに封印していた人はスーツが大変なことになっているかもしれません。
面接当日にクローゼットから出したスーツを着てみたらシワシワで臭いもやばいなんてことになったら大変です。
面接の日程が決まったら前もってスーツを出して綺麗にして整えておくことが大切です。
身だしなみを整えよう
面接に行く前には必ず身だしなみを整えてから行きましょう!
前職が営業や販売の仕事をしていた方は問題ないと思いますが、ビルメンの仕事を長くしていた人はどうしても身だしなみが乱れがちです。
- 髪は綺麗に散髪してもらう
- 髭はしっかり剃る
- キチンと洗顔し目ヤニなどの顔の汚れを落とす
- 口臭や体臭には気を付ける
- スーツや革靴に汚れがないかチェックする
上記のポイントは最低限の守るようにしましょう!また、面接直前にも鏡でチェックすることが大切です。
可能であれば早めに面接会場についてトイレで最後の身だしなみの確認をしましょう!特にネクタイは緩んでいる可能性があるので最後にキュッと閉めましょう!
面接会場の近くにトイレがない場合もあるので手鏡を持っておくのもオススメです(^^♪
自己PRや志望動機はできるだけハキハキ話そう
面接で必ず聞かれる自己PRと志望動機はできるだけハキハキと答えるようにしましょう!
自己PRと志望動機は面接の序盤で質問されることが多いのでここで声が小さかったり、もごもごしてしまうと面接官への印象が良くありません。
しっかりと準備して面接ではハキハキ言えるようにすることが大切です。
ハキハキ話すことでコミュニケーション能力をアピールできる
面接序盤で聞かれる自己PRと志望動機をハキハキと話すことでコミュニケーション能力があることを面接官にアピールすることができます。
ビルメンの仕事は基本的に機械と向き合う仕事なのでコミュニケーション能力はそこまで必要ありません。しかし、テナントからのクレーム対応や同僚や先輩とチームを組んで点検をするので人と関わることが全くない仕事ではありません。最低限のコミュニケーション能力は必要になる仕事です。
ハキハキと自己PRと志望動機を話すことができれば最低限のコミュニケーション能力はあるということを面接官にアピールすることができます。
質問の受け答えはできるだけ面接前に準備しておくことが大切
緊張してしまい面接官の質問に上手く答えられない経験って皆さんあると思います。
ビルメン転職の際はある程度質問の内容が予想できる部分もあるのでしっかりと答えを準備しておくことが大切です。
しっかりと答えを準備して来た質問をされた時は『お!この質問準備してきた。ラッキー!』なんて思えて面接中なのに余裕が持てますよ(^^♪
ビルメンの面接で良く聞かれる質問を以下にまとめましたので是非参考にしてみてください。
ビルメン転職の面接でよく聞かれる質問まとめ
志望動機や自己PRは上記で解説したように必ず聞かれます。その他にもビルメン転職では良く聞かれる質問がいくつかあります。
前職はどのような現場で勤務していたか?
前職がビルメンの人はどんな現場で働いていたのかについての質問は必ずされると思います。
自分が勤めていた現場の
- 延べ床面積
- 受電電力
- ボイラー、冷凍機など設置してあった設備
この辺りは最低限答えられようにしておきましょう!『前職はオフィスビルで設備管理を10年やっていました!』と言う人が自分の勤務していたビルの受電電力も答えられかったらさすがにまずいです。
在職中の方は面接の前にしっかりと自分の勤務しているビルの概要を確認しておきましょう!
職務経歴について教えてください
未経験でビルメンになる人は特に職務経歴について質問されると思います。
今までどんな仕事をして、どのような経験をしてきたのかについて質問されます。
ビルメンの仕事は建物内のあらゆる分野に関わるので色々な経験が役に立ちます。しっかりと職務経歴について話せるようにしておきましょう!
例えば、
- 営業や販売職の経験があればコミュニケーション能力を活かせる
- 工場などで製造の経験があれば器用さをアピールできる
- 勉強が得意であれば資格取得において有利だとアピールできる
- 元プログラマーならパソコンスキルを活かせる
こんな感じでビルメンの仕事には前職でのスキルを活かせる場面が意外と多いんです。
ビルメンに活かせそうな経歴については深く説明してアピールするのがポイントです。
資格は持っていますか?
ビルメンの仕事は資格取得が大切になります。
資格の有無については絶対に聞かれますので所有資格については必ず確認しておきましょう!ビルメン会社によっては面接に資格の免状を持ってくるように言ってくるところもあるくらいです。
前職がビルメンで資格をたくさん持っている人やビル管、電験などの上位資格を持っている人はここぞとばかりにアピールしましょう!
未経験で資格なんか何も持っていないという人でも意外とビルメンに関係する資格を持っている場合があるので確認しておきましょう。
例えば、昔ガソリンスタンドでバイトをしていて危険物乙4類の資格を持っている場合はビルメンでも危険物乙4の資格は必要なのでアピールできます(^^♪
下記記事にビルメンに関係する資格をまとめていますので是非ご覧ください↓
今後はどんな資格を取る予定ですか?
今後取得予定の資格についても質問される可能性が高いです。
ある程度ビルメンの資格を持っている人は電験、ビル管、エネ管などの上位資格を取得予定と答えておくのが無難です。
未経験で資格を持っていない人はビルメン4点セットと呼ばれる基礎的資格を取得予定と説明するのがオススメです。
- 危険物取扱者乙種4類
- 2級ボイラー技士
- 第二種電気工事士
- 第三種冷凍機械責任者
上記の資格がビルメン4点セットです。
『御社に入社後は速やかに電気工事士や2級ボイラー技士の資格を取得したいと考えております。』と具体的に資格名を出して答えるとビルメンテナンス業界について業界研究してきていることの裏付けにもなるのでオススメです!
ただ漠然と『資格を取りたいと考えています』と答えるだけでは少し弱いので具体的に答えるのがポイントです。
ビルメン4点セットについては下記記事で詳しく書いていますのでご覧ください↓
ビルメン4点セットとはあくまでネット上でそう呼ばれているだけなので面接ではビルメン4点セットとは答えないように注意してくださいね・・・
汚れ作業はできますか?
ビルメンは天井裏や機械室での作業があるので汚れ作業があります。
汚れ作業ができるかの確認は面接でもされる可能性が高いです。
迷わず『はい!』と答えましょう!
宿直や夜勤があるけど大丈夫?
普通のサラリーマンと違ってビルメンには宿直や夜勤があります。
宿直や夜勤が可能かどうかも面接では確認されます。
短所、長所を教えてください
短所と長所についても質問される可能性は高いです。
準備していないと答えられない質問なのでしっかり準備しておきましょう!
ビルメンにあった答え方の例文は以下の通りです。
『私は心配症な性格で何事も二回以上確認しないと気が済みません。ビルメンでは機械の操作をおこなうので私の心配症な性格を合っていると思います。』
このように短所を強みに変える答え方ができればベストです。
他社の選考状況を教えてください
他社の選考状況を聞いてくるビルメン会社は多いです。
ここで大切なので『御社は第一志望です』ときっぱり答えることです。間違っても御社は滑り止めですなんて答えないようにしましょう!
最後の逆質問でアピール
面接では『最後に何か質問はありますか?』と逆質問をされることがあります。
これはビルメンの面接でも必ずと言っていいほどあります。
『特にありません』と答えると入社意思がないように思われてしまうので1つは質問をするのがポイントです。
逆質問の例文をご紹介します。
『入社後はどのような現場に配属予定でしょうか?』
『配属予定の現場はどのような設備があるのでしょうか?』
上記のように入社後の未来の質問をすることで入社意欲のアピールをすることができます。
また、アピールと同時にビルメンなら誰もが気になる配属先の現場を確認することができます!
配属先の現場がきついホテルや病院なら面接の段階で辞めることもできるので配属先に関する質問はかなりオススメです。
反対に年収や待遇面の質問をする時は注意が必要です。この手の質問をしつこくしてしまうと【お金にしか興味がない】と思われてしまうのでマイナスの印象になってしまうケースがあります。
年収について入社前に絶対に確認しておきたいという方は転職エージェントを利用して転職するのがオススメです。
エージェントを利用すると聞きにくい質問を代わりに聞いてくれたりするので便利ですよ。転職エージェントについては下記記事で詳しく書いていますので合わせてご覧ください↓
逆質問が思いつかない場合
面接の中で面接官が事細かに説明してくれて逆質問が思いつかないということもあると思います。
逆質問で用意していた内容を先に言われてしまった場合なんかは結構焦りますよね。
その場合は入社意欲をアピールして切り抜けましょう!
『面接を通して御社への入社意欲がさらに高まりました。入社までに準備しておくことがあれば教えていただけないでしょうか?』
このように逆質問で御社に入社する気満々ですよとアピールしましょう!
逆質問は面接の最後におこなわれるものなので最後に入社意欲が高いことをアピールすることによって面接の締まりが良くなります。
終わりに
この記事ではビルメン転職の面接で意識すべき事ついて解説しておきました。
ビルメンになるには面接は欠かすことができないのでしっかりとポイントを抑えて臨むようにしましょう!
ビルメン転職の場合は資格を持っているとかなり有利になります。資格と最低限のコミュニケーション能力があることを示せば比較的簡単に面接を切り抜けることが可能だと思います。
未経験で資格がない方も今後資格を取得したいという意欲は絶対に示すように心掛けるのがポイントです!
ビルメン転職にオススメの転職サイトとエージェントは下記記事にまとめていますので是非ご覧ください。
面接にどうしても自身が持てない人はエージェントを利用することをオススメします!
ビルメン転職についてもっと詳しく知りたい方は下記記事でビルメン転職の成功への道筋と流れについて解説しています。
失敗したくない方は是非ご覧くださいませ。