一般的にビルメンの仕事は楽として有名です。私も実際にビルメンになって見ましたが楽だと実感しています。
しかし、そんなビルメンの仕事にもきついことはあります。
この記事ではビルメンの【きついポイント】と【きつい現場】について徹底的に解説しています。
- ビルメンの仕事に興味がある
- ビルメンになる前にきつい現場の特徴を知っておきたい
- どんなきついポイントがあるのか興味がある
上記に当てはまる方は是非最後までご覧くださいね。ではさっそく見ていきましょう!
ビルメンのきついポイントとは・・・
ビルメンは基本的に楽な部分が多い仕事です。元引きこもりのニートの私でも普通に務まっています。
そんな楽なビルメンの中からきついポイントを大きく別けて5つにまとめました。
きついポイント
- ビルメンの仕事は意外と覚えることが多い
- プライベートの時間に資格の勉強をしないといけない
- 独特な人間関係(たまに変な人もいる)
- 汚れ仕事や高所作業はきつい
- 不規則な生活
では一つ一つ見ていきましょう!
ビルメンの仕事は意外と覚えることが多い
ビルメンの仕事は意外と覚えることが多いので最初の内は少し大変です。
電気設備、消防設備、空調設備などビルメンが関わる設備はビルの中にたくさんあります。
楽な現場で1日中ボーっとしている現場でも知識としては色々な設備の事を知っておかなければなりません!
ビルメンの仕事をやっていく内に覚えていくので基本的に問題はありませんが最初の内は『覚えることが多いなー』と少し不安に思うこともあると思います。
未経験の方は工具や道具の使い方も覚えていかないといけないので慣れるまでは結構大変です。
しかし、私も未経験でビルメンの世界に飛び込みましたが少しづつ覚えながら慣れることができたのでそこまで心配しなくても大丈夫ですよ。
ビルメンの仕事内容については下記記事で詳しく書いていますのでご覧ください↓
プライベートの時間に資格の勉強をしないといけない
ビルメンにとって資格取得も大切な仕事の一つなんです!資格がないと取り扱えない機械があったり、場合によっては有資格者を責任者として選任しないといけないからです。
会社や上司からも資格を取るように言われますし、ビルメン会社によっては資格がないと昇給できないところもあります。
その為、ビルメンになったら資格の勉強をしないといけません。簡単な資格は1週間くらい勉強すれば受かりますが難しい資格になると何か月も勉強しないといけないので結構きついです。
プライベートの時間や通勤時間を使って勉強しないといけないのがビルメンのきついところですね( ノД`)シクシク…
でも、資格を取得していくと資格手当を貰えるので給料が上がりますし、転職にも有利になるので資格の勉強をする価値はあります!
1個1個資格の数が増えていくと資格取得が楽しくなって資格を取ることが趣味のようになるビルメンも結構いますよ!
ビルメンの資格については下記記事で詳しく書いていますのでご覧ください↓
独特な人間関係(たまに変な人もいる)
ビルメンの世界は少し独特で変わった人もたまにいます。
- 職人気質で言動がきつい人
- コミュ章がひどすぎて会話が全くできない人
- とりあえずサボることしか考えないクズ野郎
こんな感じの人がビルメンの世界にはボチボチいます。
ビルメンの仕事は宿直と呼ばれる24時間の泊まり勤務があります。変な人や苦手な人と一緒の宿直勤務になると結構きついです。
基本的に気にしなければ問題ないですが、他人の悪い所がすぐに気になる神経質な人は苦痛に感じる部分もあると思います。
汚れ仕事や高所作業はきつい
ビルメンには汚れ仕事や高所作業といった仕事があります。
トイレのつまりを除去する作業はビルメンの仕事で有名な汚れ作業です。臭いもきついですし、最悪な気持ちになります。
ビルメンのトイレ作業については下記記事で詳しく書いていますのでご覧ください↓
トイレのつまり対応以外にも天井裏に上ったり、作業着がグリスまみれになったり、ホコリまみれの機械室で作業したりと汚れ仕事が結構あります。
また、脚立を使った作業もビルメンには付き物です。
主に電球交換や機械の上部点検時に脚立を使用します。脚立を使わない日はないくらいです。
現場によっては3mの巨大な脚立で作業する時もあるので結構きついです。
高い所が苦手な人は慣れるまで苦労することもあると思います。
ビルメンの高所作業について下記記事で詳しく書いていますのでご覧ください↓
不規則な生活
ビルメンの仕事は結構不規則です。日勤、宿直、夜勤、明け休みなど色々な勤務パターンがありシフト制の場合がほとんどです。
普通のサラリーマンのような月~金まで働いて土日休むような規則正しい生活を送ることは難しいです。
宿直勤務があると明け休みができるので会社に行く回数自体はかなり少なくなるのでビルメンの勤務形態は楽と感じる人も多いんです。
場合によっては月に10日しか出社しない現場もありますよ!
しかし、普通のサラリーマンのような規則正しい生活を送りたい人にとってはビルメンはきついかもしれません。
宿直や夜勤はやりたくないけどどうしてもビルメンになりたいという人は日勤のみの現場を探すことをオススメします!
下記記事で日勤のみの現場について詳しく書いていますので是非ご覧ください↓
ビルメンのきつい現場について
上記ではビルメン全体のきついポイントについて解説してきましたが勤務する現場によってもきつさが変わってくるんです!
特に以下の4つの現場はビルメンのきつい現場です。
きつい現場
- 商業施設
- ホテル
- 病院
- 巡回ビルメン
ではきつい現場について1つ1つ見ていきましょう!
商業施設
商業施設は色々な種類のテナント(ファッション、雑貨屋、飲食店など)が入っているビルなのでクレーム対応も多くきついです。
土日になればたくさんのお客様が来館されるのでトラブルも結構あります。
また、お客様やテナントの都合で日中点検できない箇所は夜間に実施するので夜間作業が多いのも商業施設の特徴です。
商業施設のビルメンについては下記で詳しく書いています↓
ホテル
ホテルはビルメンの現場の中でも特に激務できついです。
24時間365日営業しているので夜間作業もかなり多いです。
客室のクレーム対応もビルメンの仕事なので客室が多い大型ホテルの場合1日中動きっぱなしのこともあります。
ホテルにはレストランや厨房も多数あります。厨房機器の不具合やトラブルはビルメンが対応するのでたくさんの厨房があるホテルはかなり大変です。
また、温泉やプールがあるホテルは特にきついので要注意です!
ホテルのビルメンについては下記で詳しく書いています↓
病院
病院もきつい現場として有名です。
ホテルと同じで24時間365日休みことがないので夜間作業が多いです。
夜の病院は独特な雰囲気なので怖いものが苦手な人はきついと思います。
また、多数の入院患者さんがいるので電気的なトラブルを起こすと人命に関わるというプレッシャーもあります。
その他にもインフルエンザの人が来院される冬の時期は衛生的にも不安な部分があります。
病院のビルメンについては下記で詳しく書いています↓
巡回ビルメン
巡回ビルメンは少し特殊なビルメンです。
基本的にビルメンは一つのビルに常駐して管理します。常駐ビルメンは自分の勤務するビルだけ見ていればいいのですが巡回ビルメンは複数のビルを管理します。
車で複数のビルを回って点検やクレーム対応をおこないます。移動だけでも大変ですし、深夜に呼び出しをされた時なんか本当にしんどいです。
巡回ビルメンは車の運転は必須なので車の運転が嫌いな人はかなりきついと思います。
巡回ビルメンについては下記で詳しく書いています↓
こんな現場はさらにきついかも・・・
以下のような特徴をもつ現場はさらにきつくなる可能性があります。
注意ポイント
- 築年数が古い
- オーナー側と一緒に勤務する現場
- 敷地内に複数の建物がある
オフィスビルや大学などの楽と言われる現場でも上記に当てはまるときつさが増すので注意が必要です。
築年数が古い
築年数が古いビルはトラブルも多く大変です。
機械の故障は多いですし、配管から水漏れしてくることも良くあります。
オーナーが適切にお金をかけて修繕をしている物件なら心配いりませんが、ケチなオーナーの物件なら最悪です。
オーナー側と一緒に勤務する現場
基本的にビルメンとオーナー側が勤務する場所は違います。監視室でビルメンは勤務していてたまにオーナー側の人が来るイメージです。
ビルメンとオーナー側は完全に上下の関係にあるので頭が上がりません。
ビルメンとオーナー側が毎日同じ場所で勤務する現場はかなり心理的にきついです。常に見られてる気持ちになるのでかなり神経を使います。
ビルメンだけだとかなり気楽なんですけどね・・・
敷地内に複数の建物がある
基本的にビルメンは一つのビルを管理しますが現場によっては複数のビルを管理することもあります。
郊外の大学やアウトレットモールなどをイメージすると分かりやすいと思います。
敷地内にある複数の建物管理するので移動だけでも結構大変なんです。
できれば複数の建物がある現場は避けたいところですね・・・
終わりに
この記事ではビルメンのきついポイントときつい現場について解説してきました。
基本的にビルメンの仕事は楽ですがきついことも少しはあります。
全てが楽な仕事はさすがにないですよね?あったら教えて欲しいくらいです(笑)
ビルメンのきついポイントについて解説してきましたが普通のサラリーマンの仕事と比べると圧倒的に楽な仕事です。
これからビルメンになろうとしている方は変に心配になる必要ないので安心してくださいね。
ビルメンのきついポイントを見た後は是非楽なポイントも見てください!