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ビルメン

ビルメンに興味を持った方必見!ビルメンテナンスとは何か徹底解説

ビルメンテナンス(略してビルメン)とはどういった仕事なのでしょうか?普通に生活していては馴染みがない職業ですよね。

私もビルメンテナンスの仕事をしていますが、最初はこんな仕事があるなんて知りませんでした。

この記事ではビルメンテナンスについて興味を持った方に向けて、ビルメンテナンスとは何かについて徹底解説しています。

ポイント

  • ビルメンテナンスとは何か興味がある
  • 仕事内容や本当に楽か知りたい
  • 自分がビルメンの仕事に向いているか知りたい
  • ビルメンになるにはどうすれば良いのか分からない

上記のような疑問をお持ちの方は是非最後までご覧ください。私自身もビルメンテナンス業界で勤めており、実際の体験談も交えて解説していきたいと思います。

ビルメンテナンスとは

ビルメンテナンスとは簡単に言うと建物(ビル)が正常に機能し異常なく利用できるように清掃、修繕、点検、警備することです。ビルは建てるだけでは終わりませんよね?建てた後はそのビルはもちろん使用していきます。使用するとなると毎日の清掃業務、受付の警備業務、機械の点検や修繕と言った業務が発生します。

これらのビルを正常に使用していく為の業務がビルメンテナンスなんです。

一見裏方の仕事に見えますがビルメンテナンスの仕事がなくなればビルの運営は成り立たなくなってしまいます。

ビル運営には欠かすことのできない大切な仕事なんです!

ビルメンナンスの仕事について

ビルメンテナンスの仕事は大きく3つに分けることができます。

  • 清掃
  • 警備
  • 設備管理

それでは1つずつ見ていきましょう!

清掃

ビルメンテナンスの仕事の中でもイメージしやすいのが清掃業務です。皆さんも家の掃除はしますよね?それをビルでするのと一緒だと思ってください。しかし、ビルの清掃は幅広いです。

床面の掃除機掛け、トイレ掃除、ゴンドラを使用したビルの窓ふきなど本当に多岐に渡ります。

これらのビルの清掃を計画的に実施していくのがビルメンテナンスにおける清掃業務になります。

警備

警備業務も皆さんイメージしやすいのではないでしょうか?ビルの受付に警備の人が立っている光景は皆さん目にしたことがあると思います。

また、ビルには防災センターと呼ばれる部屋があり、そこで監視カメラなどで不審な点がないかチェックしたりするのが警備の仕事です。

基本的にビルメンテナンスにおける警備業務は、24時間体制の現場がほとんどなので夜勤や宿直業務もあったりします。

関連記事:最初は分かりにくい!ビルメンと警備の違いとは

設備管理

設備管理と漠然と聞くと何の仕事かわからない方も多いと思います。この設備管理の仕事がビルメンと呼ばれることが多いです。ネットでよく聞く【ビルメンは楽な仕事】という声もこの設備管理のことを言っています。

実際このブログを訪れた方もこの設備管理に興味を持たれた方が多いのではないでしょうか?

設備管理のメインとなる仕事は点検作業です。ビルには本当に様々な機械があるんです。

  • 電気設備(電球交換の小さい仕事からビル全体を停電しての精密な点検など)
  • 空調設備(エアコンのフィルター交換や壊れた時の対応など)
  • 熱源設備(ビル運営に欠かすことができないボイラーや冷凍機などの機械の点検)
  • 消防設備(煙感知器やスプリンクラーなどの点検)
  • 衛生設備(トイレや洗面台の点検)
  • 給排水設備(水をビル内に送る設備や下水に配水する設備の点検など)
  • 建築設備(エレベーターやエスカレーターの点検など)
  • 監視業務(監視盤にて機械の監視業務)

ざっと挙げただけでもこれだけの点検作業があるんです。この設備どれが欠けてもビルは正常に機能しなくなります。異常がないように点検して何か異常があれば対応するのが設備管理(ビルメン)の仕事です。この点検作業以外にもテナントさんのクレーム対応だったりビルのオーナーとの交渉といった業務もあります。

設備管理の仕事も警備と同じで、24時間体制で管理している現場も多いので宿直や夜勤もあります。

関連記事:【仕事内容】4現場の経験者が語るビルメンの1日のスケジュールとは

ビルメンテナンス(設備管理)の仕事って楽なの?

ビルメン(設備管理)の仕事は上記で説明したように多岐に渡ります。一見大変そうに見えますがそこまで大変というわけではありません。私もビルメンをやる前はニートでしたが普通にビルメンの仕事は務まっていますのでご安心してくださいね。

基本的にビルメンの仕事は異常が起きた時に発生します。機械の点検をしていて異常が見つかった時に修繕をしたりするイメージです。なので異常がない場合は暇なケースも多いんです!もちろん異常がでないように点検もします。

機械に異常がでた場合でも簡単に直せる程度なら自分たちで直しますが、基本的にはその機械のメーカーや保守会社に修理を依頼します。業者との橋渡しをする感覚ですね。難しい修理はしないので肉体的な負担が少ないのがビルメンの仕事の特徴です。

また、ビルメンの仕事は比較的ルーティーンワークが多いです。決まった時間に点検をして記録を取るなど1日のスケジュールがある程度決まっています。営業のようにノルマもないので心理的圧迫もほとんどありませんよ!

関連記事:ビルメンが楽と言われる理由とは【楽な現場の特徴も解説】

現場によってはきついこともあるのがビルメン

ビルメンの仕事は基本的には楽なのですが、建物の種類によってきついこともあるんです。

オフィスビル、ホテル、商業施設、病院など建物には色々な種類がありますよね?どこに配属されるかによって楽できるかきついかが変わってくるんです。

オフィスビルは楽な現場として有名です。

反対に、ホテルや病院は不特定多数の人が利用しますし、24時間365日休まることがないのできつい現場です。

関連記事:ビルメンになって感じたきついポイント5選【きつい現場も解説】

常駐と巡回によっても違う!?

ビルメンの仕事は常駐と巡回の2種類の勤務スタイルがあります。

常駐は一つのビルのみを管理する勤務スタイルです。反対に巡回は複数のビルを車を使って巡回していく勤務スタイルです。

巡回は移動もありますし、複数のビルを担当するので常駐ビルメンよりきついことがほとんどです。

ネット上で『ビルメンは楽な仕事』と言われるケースは常駐を指しています。巡回ビルメンは楽できません。

関連記事:巡回ビルメンのきついポイント7選!【本当に激務なのか!?】

系列系や独立系によっても変わってくる

ビルメンの仕事内容はビルメン会社の成り立ちによっても変わってきます。

ビルメン会社には以下の2つの種類があります。

  • 系列系:親会社を持つビルメン会社
  • 独立系:親会社を持たないで、独立しているビルメン会社

2つとも同じビルメン会社ですが、雰囲気、仕事のきつさ、年収、休日数などが丸っきり違います。

違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

間違えると大変!系列系と独立系ビルメンの違いとは

続きを見る

資格を取るのも仕事の内

ビルメン(設備管理)の仕事をするにあたり大事になるのが資格の取得です。

資格がないと取り扱いができない設備があったり、資格者を選任しないといけない場合もあるので資格取得はビルメンの大事な仕事でもあります。

ポイント

  • 2級ボイラー技士(ボイラーがある現場には必要な資格)
  • 第二種電気工事士(コンセントの交換や蛍光灯の安定期交換に必要)
  • 第三種冷凍機械責任者(大きい冷凍機がある現場に必要)
  • 危険物取扱者乙種4類(重油やガソリンを取り扱っているビルに必要)

上記の資格は、ビルメン4点セットと呼ばれるビルメンの仕事をする上では是非持っておきたい資格になります。これらの資格を取得していくことも私たちビルメンの大切な仕事なんです!

ビルメンの資格について下記記事で詳しく書いています。

猿でもわかる!ビルメン4点セットとは何か徹底解説!

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【資格一覧】永久保存版!?ビルメンの資格完全まとめ

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ビルメンの仕事に向いている人と向かない人

向かない人

  • 仕事を自分の思うように勧めたい
  • とにかくバリバリお金を稼ぎたい
  • チームワークより個人主義の方
  • 資格を取るなんてめんどくさい

上記のような方はビルメンの仕事は向いていない可能性が高いです。ビルメンの仕事は地味な部分の多く、コツコツと仕事をしなけばなりませんし、チームワークも大切になります。個人主義の方や自分の思うように仕事をしたい方にとっては合わないかもしれません。

関連記事:ビルメン(設備管理)に向いてない人の7つの特徴とは・・・

向いている人

  • 心配症ですぐになんでも確認しないと気が済まない
  • コツコツと地道にやっていくのが好きな人
  • 資格取得の勉強が苦にならない
  • 安定のある仕事に就きたい

上記のような方はビルメンテナンスの仕事に向いていると思います。特にコツコツと地道にやっていく人はビルメンテナンスの仕事は天職かもしれませんよ!

コツコツと資格も積み重ねていけば自分の価値も上がっていくのでスキルアップの可能です。

また、ビルメンの仕事はビルがなくならない限り存在する仕事なので、安定のある仕事です。体力的にも余裕のある仕事なので定年後も働けるので長く働きたい方にもオススメです!

関連記事:ビルメン(設備管理)の仕事に向いている人の8つの特徴とは・・・

ビルメンのなり方(転職する方法)

ビルメン業界は比較的転職がしやすい業界です。未経験でもビルメンになることは可能です。

転職する方法については、下記記事で詳しくまとめていますのでそちらをご覧ください。

ビルメン 転職を成功させる道筋とは|失敗したくない人は必見!

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ビルメン(設備管理)にオススメの転職サイトやエージェントってあるの?

僕自身も未経験でビルメン業界に入り、その後ビルメン会社を2社渡り歩いています。その経験を踏まえて、オススメの転職サイトとエージェンを下記記事にまとめました。

ビルメン(設備管理) 転職にオススメな転職サイトとエージェント

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終わりに

この記事では、ビルメンテナンス業界について幅広く解説してきました。

ネット上では楽な仕事として有名なビルメンですが、意外と幅広くて奥が深い仕事です。

しっかりと実務経験を積んで、資格も取得していけば、高齢になってもできる仕事なので意外と人気が高いです。異業種から転職してくる人も多いですよ。

この記事を読んだ方が、ビルメンの仕事に少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。

最後に良く読まれている記事をまとめました。

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